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執筆者の写真Tatami Everyday

【おいしいご近所さん vol.1】町の “いつもの”パン屋さん、「ブーランジェリー レコルト」


【おいしいご近所さん】


草戸のすぐそばに住む私たちの

「いつもの」「大好きな」「美味しい」

ご近所さんを毎月ご紹介していきます


 

神戸に住みはじめて、早十年。

六甲、二宮、花隈と、小さな引っ越しを繰り返したけど、どの町にも必ずあるのがパン屋さん。やっぱり神戸はパンの町なのだなあと思います。

以前はスーパーの食パンくらいしか買ったことのなかった私も、いつしかお気に入りのパン屋を探し回るようになり、焼きたてパンは、すっかり生活の一部になりました。

ちょっと足を伸ばして有名店に行くこともあるけれど、季節を問わず通いたくなる「いつものパン屋」は本当に心強い。


中でも、地元の人がひっきりなしに訪れるお店は、町の中心とも言える存在です。


『ブーランジェリー レコルト』は、まさにそういうお店のひとつ。

昨年の秋にこの辺りへ引っ越してきてから、レコルトさんは私たちの「いつものパン屋」になりました。


草戸からは歩いて5分ほど。大開駅のそば、大きな交差点の一角にある、元気なオレンジ色の壁と大きな窓が目印です。


数十種類のパンが並ぶ店内は、焼きたてを楽しみにしている近所の人で、朝早くから大賑わい。

私も、朝に夕に、お目当てのパンをゲットするべく、気合を入れてお店に向かいます。



食パンやハード系のパン、クロワッサンは毎日の食卓に。


ジューシーなおかずパンや、ぎゅっと風味の詰まった甘いパンはランチやおやつに。


みずみずしい美味しさの、サンドイッチも見逃せない。







すごいのは、シンプルなバゲッドひとつとっても、材料の小麦粉や焼き加減、配合の違いでいくつもの種類があること。そのおかげで、日ごとに違うパンを選ぶ楽しさは、尽きることがありません。


時には、「そんな組み合わせがあったか!」という意外性のあるパンや、「ああそれは、間違いなく美味しいやつや」と心を奪われるようなパンに出会えることもあり、訪れるたびににときめきがあります。


どの時間、どの季節でも、気分に合わせたおいしいパンに出会えるから、ついつい通ってしまうのです。



そんなレコルトさんのオーナーシェフである松尾さんは、以前は臨床検査技師として働いていたのだと聞きました。そのときの経験や感覚はパン作りにもつながっていて、科学の考え方や理論を、生地の研究にも活かしているのだそうです。


だからこそ、シンプルなパンも味わい深くて、繰り返し食べたくなるのかも。そして、食べる人の健康にも心を配ったパンは、日々の食に取り入れたくなる安心感があります。


そして、おいしいパンはもちろんのこと、お店の中に流れる生き生きとした空気も、レコルトさんが愛されている理由のひとつだと感じます。

きびきびと働く店員さんや、オーナーシェフの松尾さんの笑顔には、なんだかポジティブなエネルギーをもらえるし、毎日おいしいパンを届けようとする誠実な思いが、お店全体に溢れているよう。


すがすがしいなあ、良い場所だなあと自然に感じられるからこそ、たくさんの人の「いつものパン屋」であり続けているのかもしれません。


おいしいパンとの出会いがあって、訪れるたび元気がもらえる。

パン屋さんの良いところがぎゅっと詰まったレコルトさんに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。



(記事:ふうこ)

 




『Boulangeríe récolte(ブーランジェリー レコルト)本店』


Open 7:30-18:30

Close 日曜日・月曜日


住所

〒652-0803 兵庫県神戸市兵庫区大開通7-5-16

神戸高速線「大開駅」出口1より徒歩1分/JR神戸線「兵庫駅」徒歩6分


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